- コラム
訪問看護とはどういうもの?どういう看護が受けられる?
- 2021.06.18
訪問看護を受けている患者さんは多くいますが、実際に行われている訪問看護とはどういうものなのか、どういう看護を受けることができるのかについて紹介していきます。
まず、訪問看護の理念から説明していきましょう。
訪問看護とは、ご家庭で病気療養を行いたいという患者さんやご家族に対し、訪問看護にあたる看護師は、信頼関係を第一に、看護師としての確かな知識や技術を持って、病院や医療機関で受けることのできる看護と変わらない質の看護をご自宅などで提供することを言います。
訪問看護ステーションとして運営している合同会社希望では、訪問看護にあたるスタッフ全員が元気に生き生きと働くことのできる環境整備に重点を置き日々の運営を行っています。
実際に訪問看護として受けることのできる看護サービスには、病気などの症状や心身の状態を観察し、変化がないかどうかのチェックを行いながら、必要な患者さんにはリハビリの支援や、カテーテルなどの管理、服薬管理、医師の指示による医療処置などがあります。
がん患者さんに対しては、ターミナルケアを中心に行ったり、認知症患者さんに対しては、患者さんの看護だけではなく、介護されているご家族のケアも併せて行っています。
また、介護に関する相談や助言なども行い、必要に応じて食事や排せつなどのお世話や、入浴や洗髪などの介助などを行うこともあります。訪問介護と訪問看護の大きな違いは、訪問看護がより医療に近く、患者さんの容態に関する確認や、必要な処置を行ったり、担当医との連携などを担う部分で、病気に関する相談なども訪問看護の方がより医師に近い存在として心強く感じます。