- コラム
訪問看護として受けられる医療と利用方法は?
- 2021.08.20
合同会社希望では、看護が必要な患者さんが医療機関ではなく自宅などで必要な医療や看護を受けることができるような支援を行っています。
訪問看護として受けることのできる医療には、色々なものがありますが、基本的には医療機関で受ける看護と大きな違いはありません。
具体的には、病気の症状などに変化がないかどうか、血圧や体温、脈拍などをチェックするなどの経過観察を基本とし、必要に応じて、在宅酸素の吸引や吸入、人工肛門や人工膀胱などのケアなどカテーテル等の管理を行ったりします。
また、医師の指示で、点滴などの処置を行うこともあり、その他にも服薬管理を担うこともあります。
病気やその病気の状態によって、リハビリが必要な方には、機能回復を目指した動作訓練を行ったり、がんの末期や終末期の方が安心して過ごすことができるターミナルケア、認知症患者の看護、ご家族のケアなどを行うことがあります。
訪問看護としてだけではなく、訪問介護としてのケアの部分を行う場合もあり、その場合は入浴の介助などによる清潔の保持や、食事や排せつなどの補助、床ずれの処置や予防などがあります。
訪問看護を利用したい場合は、かかりつけ医や医療機関への相談や、介護保険を扱う機関に相談するなどして手続きを進めていくと利用することができるようになります。