- コラム
訪問介護と訪問看護は、どんな違いがあるの?
- 2023.03.20
訪問介護と訪問看護では、利用者に対応するサポート内容が変わってきます。
もちろんどちらの利用者様に対しても食事や着替え、トイレなどの介助も行うのですが、訪問看護の場合はそれにプラスして医療処置やリハビリが行えるのが大きな特徴です。
対応しているスタッフも訪問介護は介護福祉士が多いですが、訪問看護は看護師や理学療法士、作業療法士が多いです。
取得している資格の違いもあり、医療行為を受けたい場合は訪問看護を利用する形になります。
では、具体的に訪問看護だとどんな事が行えるのか。
よく行われる行為をまとめました。
・医療機器を使った医療措置
・お薬の服用、処方
・リハビリ
・床ずれの予防、手当
例えば注射を打つこともできますし、排泄管理で使用される留置カテーテルの管理、人工呼吸器の導入なども行えます。
医療行為を受けることが必須の方を対象としたケアになるため、身の回りのお世話だけをする訪問介護とは違った側面があります。
主に容易に医療機関を受診できない方、通院できない方を対象としたケアになります。
なお、急変の可能性があるため、そういったときは訪問看護スタッフだけで対応するのではなく、すぐに病院と連絡を取り緊急搬送することも可能です。