- コラム
認知症患者にはどんなケアが必要になる?
- 2023.09.20
弊社は八王子市に拠点を持ち、訪問看護サービスを行っています。
当サービスの利用者の中には、認知症患者の方も多数いらっしゃいます。
認知症患者ならではの行動特性もありますので、そういったことも理解しながら仕事に従事していただければ幸いです。
認知症患者の初期症状として多いのが、物忘れです。
自分のした行動を忘れてしまったり、人の話を忘れてしまったりといったことが増えてきます。
ただ、こういったことは一般の方でも起こりうることなので、まだまだ認知症と認定されるとは限りません。
その頻度や回数によって徐々に疑いが出てきます。
そして認知症の中核症状になってくると、さらに行動や言動に変化が出てきます。
人によっては全くの無関心になってしまったり、無意識に徘徊してしまったりなど。
また、暴力的な行動に出てしまうこともあります。
例えば、ものを投げたり、自分自身を傷めつけたりなど。
近くに物があると器物損壊や自分への怪我のリスクがあるため、例えば、食事の際はナイフやフォークを渡さずに、すぐに撤去するといった気配りが必要です。
ナイフやフォークもプラスチック製のものを使うなど配慮しながら対応していきます。
まずは先輩スタッフがそれぞれの利用者様の特徴を伝えながら同行していきますのでご安心ください。