- コラム
訪問看護内容はケアプランにより決まっています
- 2024.01.19
訪問看護は、患者のケアプランに基づいて提供されるサービスです。
ケアプランは、患者の状態やニーズに応じて設定され、主治医や看護師との連携のもと、ケアマネジャーが作成します。
訪問看護の内容は、患者の健康状態のモニタリングや処置、薬の管理、痛みや不快症状の軽減など、様々な活動を含んでいます。
訪問看護師は患者の自宅や施設を訪れ、必要なケアを行いますが、基本的に独断で何かすることはありません。
訪問介護と違って、訪問看護の場合は医療行為も含まれますが、そういった医療行為も事前に何を行うのかケアプランに記されています。
例えば、Aさんには点滴を行う、Bさんには採血行う、Cさんには人工呼吸器の管理が必要など、それぞれの症状があります。
疼痛コントロールや緩和ケアを意識しながら医療処置を行っていきます。
訪問看護現場で初めて働く場合は、そういった過去の医療行為や実績なども考慮しながら対応できる幅を増やしていくのが一般的です。
例えば、病棟勤務時代にバイタルチェックは頻繁に行っていた、服薬管理は行っていたということであれば、そういったケアのみ必要となる患者宅に訪問し対応することが多いです。
そこから次第に医療処置の幅を広げていくことで、どなたのお宅にも訪問して対応できるスキルを磨いていくことができます。